赤川次郎ミステリー 夜想曲 ~本に招かれた殺人~

赤川次郎ミステリー 夜想曲 ~本に招かれた殺人~

マーベラスエンターテイメント

グループ:Video Games
発売日:2008-02-28

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ホラーとミステリーとメルヘン  (2008-03-30)
PSからこの作品が好きで全シナリオを出すまでやり込みました。
今回、DSに移植されるとの事で期待してプレイしてみたのですが……
正直言って、リメイクの意義はあまりなかったように感じます。

DSの特性を生かした「タッチャブルワード」は面白いのですが、
文字色が背景によっては非常に見にくく、読み飛ばしてしまって戻るに戻れない……という場面が多々ありました。
そのおかげで「人物相関図を完成させると出現する」シナリオを見るのにも一苦労でした。
また、既読の文章のスキップの基準がよく分かりませんでした。
一度「続」を出してもスキップが適用されず、何種類かのエンディングを見た後でやっとスキップができるようになるのですが、
「タッチャブルワード」で止まるものの読んでいない文章も飛ばされてしまうので、重要な場面も読み飛ばしがちでした。
DSの機能ではこれが限界なのでしょうか……。


作品自体はシナリオがしっかり出来ていてスリルを味わえるし、やり込み要素もあるので手軽に楽しめる点は良いと思います。
グラフィックはDSならこれで十分というところなのでしょうか。
絵本のようなグラフィックが幻想的でメルヘンチックにも感じられ、ショパンの『夜想曲op.9-2』も上手くマッチしています。
また、人物はシルエットで描写されているので、自分の想像力が生かされます。
なので、今時の「キャラ萌え」は期待されない方が良いです……。

小説ゲーム・・・  (2008-03-26)
全体的に怖い雰囲気の漂っているゲームです。こういう怖いゲームを楽しめる余裕のある人はいいですが、
個人的にゲームはもう少し楽しいものであってほしく、このゲームをしながら、鬱っぽい感情も湧いてしまいました・・・。

あと、文章を読むのがめんどくさい、とか言う人には合わないかもしれません。

ちょこっとやる感じではなく、じっくり頭も使ってするゲームなので、時間があまり
ない人にとっては少し面倒に思う部分もあるかと思います。なぜなら、選択肢で話の
ENDが変わるのですが、また違うENDを見たければ何回も前に戻って同じセリフを読まなければ
いけないからです。そのためには、しおり(セーブ)も少ないと感じました。

また、キャラ達が影絵だけというのも少し素っ気無い感じが否めませんでした。
想像力に任せるといった意図も感じますが、個人的には西村サスペンスや他のゲームのように
絵が書かれているほうがよかったです。そのほうが感動も湧くのではないかと思いました。


正統サウンドノベルの傑作登場!  (2008-03-23)
まず、グラフィック、音楽、ストーリー展開はどれも素晴らしいです。
このDS版「夜想曲」により、「かまいたちの夜」シリーズと肩を並べる存在になったと思います。

○ 本編より、完結編・外伝のほうが、野々宮図書館の魅力が引き出されているのは皮肉でしょうか。

○ 今となっては古典的となったサウンドノベルの形式も、逆に味があってよい。

○ エンディングをすべて見なければならない、というのは、
  特定選択肢を選んでいかなければ見られないエンディングが存在するので、
  現在のゲーム業界・作品の状況の中にあって、いささか「難しい」とされるレベルだと思います。
 (しかし、それくらいの難易度がないとやりがいが無い、と個人的には思います)

  かまいたちの夜特別編などにあるような分岐点のチャート図が
  搭載されていないのは、スタッフの手抜き、と言われても仕方がないかもしれません。
 「コンプリート」するために、結局は攻略サイトに首っ引きになってしまいます。

 (私の個人的な望みではありますが)攻略本・サイトに首っ引きにならないような、
  ゲームソフトだけで、「コンプリート」を目指すことができるやりこみシステムを望みます。 

○「恋人の自宅に電話をかける」など、時代背景が古びているような気がしますが、
  これは元々この作品が1993年(平成5年)を舞台としているためで、
  何の問題もありません。むしろ変に改変し、主人公たちに携帯電話を持たせてしまうなど、
  物語を安易な現代化に走らせるほうが、物語の叙情を失い、よほど問題だと思います。

  リメイク作品にはつきものの、そういった「古い!」という批判には気にせず、
 「これは19××年が舞台なのでご了解ください」という一言で済ませておけばよいので、
  現代風アレンジという名の「現代に迎合する安易な改変」をしなかったという点で評価します。
 (改変自体はあることはあったのですが、よほどのファンでない限り、気づかないでしょう)

○ それと関連して、1993年の時点でも、「〜わよ」「〜かしら」などの
  旧来の女性言葉を使う女子大生は違和感を感じる、という批判もあるかもしれませんが、
  
 (赤川次郎氏のエッセイで氏がおっしゃっているように)女子中高生、女子大生がたとえ
  女性言葉を使わない現在の現実があったとしても、物語の中ではどんどん使っていく、
  という赤川次郎氏の創作スタイルを尊重しているものと考えます。

○ 本当に惜しいのが、本文中に誤字が多いこと。「こんにちわ」はまだいいとしても、
 「以外にも」「開放される」「不振に思う」「この後に及んで」「始めての」など、
  文字が主体のサウンドノベルにあるまじき初歩的なミスが多かったのが残念です。
  ぜひ次回作はチェックを厳しくやってほしいと思います。

しかしそれらの欠点も、面白さ星5つのこの作品の評価を
大きく下げることはなく、全体的な評価としての星は4つとしました。

ホラーなミステリー  (2008-03-15)
レビュー評価が良かったので購入してみました。

・ストーリー
ボリュームは充分です。ストーリーごとに10パターンくらいのエンディングがあるみたいです。
画面上は、上の画面はほとんど使わず、下の画面に白い文字でずっとストーリーが流れます。セリフが昭和っぽいです。タッチペンはほとんど使いません。

・イラスト
ホラー系です。血や人骨はつかれます。
キャラクターはみんな輪郭のみです。上手い絵があまりないので、期待はしないほうがいいです。

・音楽
レトロです。明るいものはあまり流れません。

とにかく殺人な雰囲気がずっとあるので、いつ主人公が殺されるか殺すか(ありえます)という緊張感が漂っています。けれどもこのボリュームなら買ってもいいかな、と思います。後でこのゲームのキャラクターの顔が思い浮かぶこともありませんし、普通のゲームっぽくないので新鮮でした。
ただ、エンディングが流れすぎなのは気になりました。

数々のサウンドノベルをやりましたが  (2008-03-12)
私はADVが大好きで子供の頃から相当な数をやっておりますが、
ことサウンドノベルに関してはこの夜想曲がNo.1だと思っております。
高速スキップが出来るようになるまでのノーマルスキップの遅さと、
しおりの数が少ないのがちょっと気になりましたが、まあ及第点です。
サウンドノベルはとかく、シナリオがおざなりになりがちなのですが、
きっちり物語としてまとめてる手腕を賞賛したい。
3が出る前にチームクレイズが解散してしまった為、鬼村さんの
過去の話が解明されなかったのが残念です。
チームクレイズのサウンドノベルは、本当にサウンドノベルが好きな
人が作っているんだな、という事が分かるので大好きです。
チュンソフトはその点で方向がずれてきた気がします。
「月の光」も移植される事を期待しております。

赤川次郎ミステリー 夜想曲 ~本に招かれた殺人~




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